2021年12月17日
TrueFreeForm面を使用したAR/VRアプリケーションの自由曲面最適化
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TrueFreeForm 面は、OpticStudio のシーケンシャル面タイプであり、多項式とグリッド ベースのサグ特性の重ね合わせの組み合わせを使用します。さらに、TrueFreeForm 面は、グリッド サグ データ ファイルの各データ点でのサグ値の最適化もサポートしているため、パラメータ化されていない光学系にも最適化できます。これは、空間的に選択的な最適化が必要な場合、または特定の多項式関数が目的のサグ構造をうまく表現できない場合に有利です。
自由曲面形式のウェッジプリズムタイプの光学シースルー型のヘッドマウントディスプレイを例に紹介します。通常では、近赤外の視線追跡光学系の改善は、必然的に視覚光学系の性能を犠牲にします。TrueFreeForm はより斬新なアプローチを可能にします。プリズムの上面の一部分のみ最適化する事で、マイクロディスプレイ システムの視覚部分の光学性能を損なうことなく、視線追跡サブシステムの性能を改善できます。
自由曲面最適化はこちらに掲載されています。