お客様事例
イェーナ大学のフォトニクス・応用物理学の研究所、OpticStudio を使用して超高速バルクレーザー加工の精度を向上

ドイツのイェーナにあるフリードリ・シラー大学の応用物理研究所(IAP)は、光学設計、マイクロ/ ナノ光学および量子光学、光ファ
イバーおよび導波光学、超高速光学といった分野の基礎研究と応用研究を行う機関です。また、同じくイェーナ大学にあるAbbe Center of Photonics(ACP)は、光学・フォトニクス分野の研究・教育、光技術の開発・移転においてヨーロッパをリードする教育機関です。
この2校は最近、ピコ秒(10-12)からフェムト秒(10-15)の範囲で測定されるパルス幅を持つ高出力・高周波の「超短パルス」レーザーを用いて、高密度材料の切断、穿孔、彫刻、その他の構造変更を行うバルクレーザー加工に関する実験を行いました。この活動で要求される極めて高い精度は、特定の加工要素によって引き起こされる球面収差を相殺できるレンズを持つ光学系を設計することを必要とします。
イェーナ大学がバルクレーザー加工シナリオの光学設計のオフセット要件を決定するために OpticStudio で適用した 4 ステップのプロセスについては、記事本文でご覧ください。また、光学設計ソフトウェアの業界標準であるOpticStudio の詳細については、無料体験版でお試しください。